「安心・安全・おいしい」が最重要!』
にこにこっとした笑顔で『まずは「安心・安全・おいしい」が最重要!』と話してくれたのは、代表取締役でもあり、和菓子職人でもある刈谷喜明さんです。
創業は、昭和43年。高知市の旭駅前町で、かれこれ39年お店を営んでおります。
私は高知でお店を出す以前、京都で10年間和菓子づくりの修行をしておりました。そして当時結婚したばかりで故郷である高知に戻り、女房と二人で「銘菓創園 桂」を開業しました。
創業当時、高知市内といえども旭町という所は田舎で、「このような場所で商売ができるだろうか。」などもちろん不安はありました。しかし、夫婦二人三脚で誠心誠意、和菓子作りをしてきました。
「桂」という名前は、私が修行していた京都にそのような名前の土地があり、また、高知の坂本竜馬の銅像がたっている「桂浜」という有名な場所の名前にも通じるかなと思って「桂」としました。
私どものお菓子にはほとんど添加物は入っておりません。「ほとんど」というのは、必要な着色料と膨脹剤といわれるベーキングパウダーなどはどうしても不可欠なので使用しているからなのです。しかし、その他の合成保存料は一切使用しておりません。
創業は、昭和43年。高知市の旭駅前町で、かれこれ39年お店を営んでおります。
私は高知でお店を出す以前、京都で10年間和菓子づくりの修行をしておりました。そして当時結婚したばかりで故郷である高知に戻り、女房と二人で「銘菓創園 桂」を開業しました。
創業当時、高知市内といえども旭町という所は田舎で、「このような場所で商売ができるだろうか。」などもちろん不安はありました。しかし、夫婦二人三脚で誠心誠意、和菓子作りをしてきました。
「桂」という名前は、私が修行していた京都にそのような名前の土地があり、また、高知の坂本竜馬の銅像がたっている「桂浜」という有名な場所の名前にも通じるかなと思って「桂」としました。
私どものお菓子にはほとんど添加物は入っておりません。「ほとんど」というのは、必要な着色料と膨脹剤といわれるベーキングパウダーなどはどうしても不可欠なので使用しているからなのです。しかし、その他の合成保存料は一切使用しておりません。
元の食材と季節感~春・夏・秋・冬~
地酒をたっぷりしみ込ませた「吟醸カステラ蔵出し」
私どもの和菓子は、私が修行してきた所が京都ですので、主に京風です。そんな「銘菓創園 桂」のイチオシのオリジナル商品があります。それは、「吟醸カステラ蔵出し」というお菓子です。
これは、見た目にはカステラに小豆の餡(あん)をサンドしたお菓子なのですが、特徴は食べてびっくり!純白のカステラ生地になんと土佐の地酒をたっぷりしみ込ませており、高知が「酒の国」といわれるような土佐らしさのあるお菓子に仕上がっております。
この商品を開発するのには洋菓子によくあるブランデーケーキをヒントにしました。それを何とか和風にアレンジできないかなぁ!と考えたのがきっかけです。結果、生地はカステラ、サンドのクリームは餡に、しみ込ませる酒は地酒である日本酒を使うことにしました。しかし試作段階では、洋菓子のスポンジと違ってカステラの生地はキメが荒いとお酒をしみ込ませても次々に下へ抜けてしまったり、反対にキメが細かすぎるときちんとしみ込まなかったり、お酒も量を調整しないと行渡らなかったり、お酒だらけになったりと、思い通りにならず大変苦労をしました。そうして試作に試作を重ねこのように商品化することができました。
また「吟醸カステラ蔵出し」は、全国菓子博覧会で評価されて賞を受賞いたしました。
この商品が出来て30年余りになりますが、現在では多くのお客様にご利用賜り、また県内外を問わずご注文をいただけるようになりました。大変ありがたいと思っております。おかげさまで当店の主力商品となりました。
これは、見た目にはカステラに小豆の餡(あん)をサンドしたお菓子なのですが、特徴は食べてびっくり!純白のカステラ生地になんと土佐の地酒をたっぷりしみ込ませており、高知が「酒の国」といわれるような土佐らしさのあるお菓子に仕上がっております。
この商品を開発するのには洋菓子によくあるブランデーケーキをヒントにしました。それを何とか和風にアレンジできないかなぁ!と考えたのがきっかけです。結果、生地はカステラ、サンドのクリームは餡に、しみ込ませる酒は地酒である日本酒を使うことにしました。しかし試作段階では、洋菓子のスポンジと違ってカステラの生地はキメが荒いとお酒をしみ込ませても次々に下へ抜けてしまったり、反対にキメが細かすぎるときちんとしみ込まなかったり、お酒も量を調整しないと行渡らなかったり、お酒だらけになったりと、思い通りにならず大変苦労をしました。そうして試作に試作を重ねこのように商品化することができました。
また「吟醸カステラ蔵出し」は、全国菓子博覧会で評価されて賞を受賞いたしました。
この商品が出来て30年余りになりますが、現在では多くのお客様にご利用賜り、また県内外を問わずご注文をいただけるようになりました。大変ありがたいと思っております。おかげさまで当店の主力商品となりました。
きちんとしたおもてなしにもGOOD!
ちなみに、「銘菓創園 桂」をご利用いただくお客さまは、6対4の割合でやはり女性のお客様が多いものの、男性のお客さまの数も、お菓子屋さんにしたら意外に多いと思いませんか。これはありがたいことにどうもお買い求め頂く方が、会社やお客様へのご挨拶などにご利用くださっているようです。そのような場面で当店の和菓子をご利用いただけることは誠に感謝感激!です。
和菓子作りが大好き!
私は四六時中、頭の中では和菓子の新商品開発について考えています。やっぱり自分の思い通りの味や商品が出来たときには、本当に嬉しいものです。だからどこかで良いと聞いた物があれば、それにこだわって和菓子作りをしています。また主力商品以外にも「朝生(あさなま)」と呼ばれる種類の和菓子は、いわゆるその日の朝に作られて、その日の内に召し上がっていただくお菓子なのですが、そのため少々原価はかかっても特に日頃から皆様に親しんでいただけるよう店頭価格は、上げずにご提供させていただいております。
創業以来の思い
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そしてそのさつま芋や果物は、なるべく地元の物を使っています。例えばこの秋使用している栗は、高知県西部に位置する四万十という所の生産農家から直接買い付けています。さつま芋についても「土佐紅」という高知のものを使っており、また、いちご大福のいちごも100%地元で収穫されたものです。
しかし、どうしても手に入らない物、たとえば小豆など他県から仕入れている物もありますが、高知にもなかなか美味しい食材がたくさんありますので、それを生かして和菓子づくりをしております。
店頭の品揃えも四季によって変わります。冬になれば干し柿を使った「古老柿」、お正月には茶事に欠かせない「花びら餅」や「椿餅」・「うぐいす餅」など他たくさんのめでたいお菓子が並びます。そして春がくれば、「桜餅」や「柏餅」にかわり、夏には見た目にもすっかり涼しげな「水ようかん」や「くず餅」へと陳列も変化していきます。