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魚の未来創造物語 株式会社 永邦水産

永邦水産

 長年の鮮魚仲卸業の経験を武器に、平成25年に満を持して立ち上げた加工品販売会社。こだわりは、健康な魚を健全かつ安全に加工し、食卓へお届けすること。素材にこだわり、調理法をシンプルにすることで、和食の味を見直せられる商品「レンジdeクック」を開発しました。

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仲卸業から、加工品メーカーへ。

仲卸業から、加工品メーカーへ。

 平成25年に創業した、株式会社永邦水産の前身は、高知市弘化台市場内にある鮮魚仲卸の有限会社永邦水産です。さらに、さかのぼると昭和2年、大橋通りに軒を構えた前田鮮魚店がルーツです。 数十年に渡り、魚のプロとして商いをしていましたが、近年の問屋を飛ばした流通スタイルへの変化を前に、永邦水産として新たな展開に迫られるようになりました。「今後、どうするべきか、自分が何をしたいのか」と振り返った時に、「ものづくりをしたい」という思いにたどり着きました。
 しかし、国の管轄である中央市場は、法律(衛生面も含めて)が違うため、加工はできません。そこで市場の外に株式会社永邦水産をたちあげました。
 
市場内の有限会社永那水産が、地産地消の商売を展開する一方、この株式会社永邦水産は地産外商型です。現在は、高知の良いものをセットにしてギフト展開していく構想を打ちたてており、ジュースもお菓子も何でも販売できるように登記をしています。 高知の良い物を県外にPRするとともに、自社の商品を県外に売り出していきたいと考えています。

仕入れと加工会社が一つになって生まれた商品。

仕入れと加工会社が一つになって生まれた商品。

 長年、鮮魚の仲卸を生業としてきた自分だからできることは何かを考えた結果、もっと多くの人に魚を食べてもらいたいと思いました。特に子どもたちに、たくさん魚を食べてもらえる商品を作ろうと思いました。
  「レンジde クックシリーズ」は、この思いから誕生しました。仲卸業の目利きで選別した新鮮な魚をすぐに加工することで、鮮度の向上とコスト削減は自信がありました。あとの要素は、素材と味と調理法。この3つの要素をクリアしていくことを商品開発の基軸でした。

魚を食べる子どもを増やしたい。

魚を食べる子どもを増やしたい。

 商品開発中で、最もこだわったのは、食品の安全性です。保存料を入れずに、いかに賞味期限を長くするか。そこにチャレンジしていきたいと考えています。

[調理法]
 私、実は魚を卸すのがあまり好きではありません。面倒ですよね。世のお母様も同じだと思います。ですから、魚を卸さずに食べられる商品を作ればが喜ばれると思いました。この商品は、レンジでチンするだけで煮魚ができるのでとても便利です。

[素材と味わい]
  この商品には白砂糖が含まれておりません。白砂糖の弊害は、多くの本などでも警鐘されています。また、骨まで食べられるように作り上げているのでカルシウムもたくさん摂取することができます。元気を導くための食物が弊害になれば、本末転倒です。健康を考えることも、食品提供者の義務です。
 
包丁いらず、お鍋いらず、手間いらず。「レンジdeクック」5シリーズ 荷崩れすることなく骨まで食べられる柔らかさ。育ち盛りのお子様や骨粗しょう症が心配な高齢の方にも無理なくカルシウム摂取ができます。レンジでチンするだけで、プロの味に。 「さば(国産)」、「赤ムロ(国産)」、「うるめ(国産)」、「いか」、「ぶり(天然)」などがあります。家庭用のほか、給食やホテルなどでも活用できる業務用も展開しており、一般発売に先駆け好評をいただいております。ご興味のある方はお気軽に問い合わせください。

安心安全を追求すると地球の自然と結びつく。

安心安全を追求すると地球の自然と結びつく。

 今、海で魚が獲れないという声が聞こえてきます。海だけをキレイにしても、海はきれいになりません。そんなことはできません。山からの水の清浄性、また雨も降らないといけません。美味しい魚を食べるためには、やはり地球の自然保護が大切だと考えています。 健康な魚を確保できる自然保全。健康な魚の提供。これらを基軸に高知らしい商品を世の中に送り届けたいと思っています。

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