ホーム > 土佐食彩物語 > 「馬路とゆず」を広めたい! 高知県酒造組合

土佐食彩物語

高知県酒造組合

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酒国土佐を
盛り上げたい!

高知県酒造組合 理事長 竹村昭彦さんにお話をうかがいました。竹村さんは司牡丹酒造株式会社 代表取締役社長としても活躍されていらっしゃいます。お酒が生み出す高知の誇るべき食文化の魅力について熱くお話いただきました。竹村さんの力強いまなざしは土佐酒の明るい未来を見据えており、今後ますますの土佐酒の躍進に期待したいと思います。
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大注目の「土佐新酒の会」

大注目の「土佐新酒の会」

大注目の「土佐新酒の会」

毎年開催している「土佐新酒の会」は今回で16回目となります。今年は4月15日に開催予定となっています。吟醸や大吟醸などの高級酒の新酒は一番寒い時期に仕込むので、1~2月に仕込んだものが新酒として発売されるのは3~4月です。この時期に合わせ、「土佐新酒の会」を開催しています。
高知県下18の蔵元が丹精を込めて造った出来立ての新酒をいち早く味わっていただき、高知の各地域の美味しいお料理や蔵元との交流を楽しんでいただくことが「土佐新酒の会」の醍醐味となっています。内容としては、3月21日解禁となる「土佐宇宙酒」、地場産品使用のリキュール、一般には味わうことのできない各蔵最高レベルの秘蔵の「隠し酒」、きき酒競技、航空券やホテルディナー券など豪華商品が当たるお楽しみ抽選会など盛りだくさんとなっています。嬉しいことですが、この会は非常に高い人気がありプラチナチケット化しておりすぐに完売してしまいます。ご興味のある方は高知県酒造組合まで、ぜひお早めにお問い合わせください。
お問い合わせはこちらまで。
※既に完売致しました

土佐酒ファンにはたまらない!新たな企画

「土佐新酒の会」とはまた別の新たな企画を予定しています。土佐酒好きであれば酒蔵を訪問してみたい人が多いと思うのですが、地理的に多方面に分散しているので車が必要ですし、見学できない酒蔵もあったりします。そこで、ザ クラウンパレス新阪急高知さんの主催で新たなイベント誕生となりました。高知県下18蔵の酒蔵の中から毎月1蔵ずつ取り上げ、土佐酒を主役にお料理を味わっていただき、さらなる魅力をお伝えする予定となっています。詳細については「土佐新酒の会」で発表しますので、乞うご期待ください!
お問い合わせは、ザ クラウンパレス新阪急高知まで。

土佐酒の海外展開について

清酒だけの統計ですが、一年間の輸出量が平成24年は60,000リットルに対し、平成27年は83,123リットルと年々増加傾向となっています。各社の海外輸出先を詳細に把握していませんので細かいことは言えませんが、司牡丹だけで言うと輸出量が一番多い国はアメリカですね。これは日本酒業界全体でも同じことですが、昔からアメリカが突出しています。ヨーロッパは遠方かつワイン文化が根強いため厳しい現状です。また非常に伸びがいいのはアジア地域、韓国や台湾、香港、シンガポールとなっています。非常に膨大な輸出量と大規模な市場であるアメリカと県外出張の感覚で行きやすいアジアを優先し、費用対効果の悪いヨーロッパは後回しになってしまっていたのが実情です。

ロンドンで土佐酒フェアを開催

ロンドンで土佐酒フェアを開催

そういった事情であまりご縁のなかったヨーロッパですが、高知県が「ゆずの次は土佐酒!」と力を入れてくださり、昨年9月に当組合18蔵のうちの9蔵がロンドンで土佐酒フェア(“A Toast to Tosa London Tosa Sake Fair”)を開催しました。その時に配った冊子(TOSA SAKE STORY)には、高知県の気候風土、食、酒の紹介と各9蔵のそれぞれのお酒の説明と蔵の解説が書かれてあります。ヨーロッパの方々に土佐酒に非常に高い関心を示していただき、土佐酒フェアがきっかけとなり新たに取引が開始された蔵もありました。大変よい機会に恵まれたと感謝しています。

土佐酒から広がる可能性

ロンドンから取引先の方が高知を訪ねて来てくれました。「高知に来たら高知の食を食べて高知の酒を飲もう!楽しもう!」と思って来られるわけです。日本人でしたら、和食にビールやワインなどを平気で合わせますが、欧米の人、特にヨーロッパの人は「地域の食は地域の酒で味わう」という考え方を明確に持っています。ですから土佐酒の美味しさを知っていただくと「高知の酒が美味しいから高知の食を食べに行きたい、そして高知の風土を知りたい」というように間違いなく繋がっていきますよね。

高知の食は高知の酒と!

高知の食は高知の酒と!

高知の食のポイントは、鮮度抜群である素材の味を活かした料理となっています。それは他の県にはない食文化だと言えます。高知の料理を食べたら、淡麗辛口の土佐酒が飲みたくなるんです。素材の味を活かした和食を出汁のように下から支えて美味しさを押し上げるのが淡麗辛口の土佐酒です。もともと高知県人が量を飲むという県民性も手伝って、高知の食材には淡麗辛口の土佐酒がばっちり合うんですよね。

断然高い人気の土佐酒

断然高い人気の土佐酒

酒質面、人気面においても名実ともに土佐酒は他県を圧倒的にリードしています。酒質面で言うと、四国の鑑評会では金賞受賞蔵の半数を高知が占めていますし、全国新酒鑑評会でも受賞率は断然高いです。ここ数年、四国のお酒を飲めるイベント「四国×酒国~酒蔵ワンダーランドon大阪~」を大阪で毎年開催していますが、ここでも土佐酒のレベルの高さを感じることができます。今年は6月5日(四国58蔵参加)に開催予定です。ぜひ土佐酒を味わいに来てください。お待ちしています。
お問い合わせはこちらまで。

高知の魅力をもっと知ってもらいたい!

高知県の人口減少と高齢化は全国でもトップクラスです。一方で、森林面積比率が84%で、日本一です。これは平地が少ないということで、さらに降雨量も晴天日数も全国トップクラスですから、清流が豊富になります。そして黒潮が流れる太平洋に向かって両腕を広げたような形をしていますので、当然海の幸は豊富です。つまり、山の幸、川の幸、海の幸が、日本一豊富な県であると言っても過言ではないのです。

この高知の状況から考えても、日本一の高知を前面に押し出して、観光に力を入れて高知の魅力を武器にするしかないと感じています。県外や海外から人を呼び込むために「何が一番喜んでいただけるのか」「アピールポイントは何なのか」それを考えた時に「食と酒と宴、これしかない!」と思ったんです。「美味しかった!楽しかった!また行きたい!」そう感じていただけたら、口コミが波及して観光客も増えますしリピーターにつながりますよね。食は鮮度が抜群で美味しいこと、その食が酒と相性が抜群で量をたくさん飲めて美味しいこと、そのうえ宴では“お座敷遊び(はし拳やべく杯など)”などで楽しめること、それらを全部ひっくるめて高知の魅力、セールスポイントだと考えています。この3つの魅力がそろっている高知の食文化は自慢すべきものなんですよ。「高知に来たら楽しいよ!」とみんなが高知の食文化を発信していけば、大いに盛り上がりを見せるのではないでしょうか。高知の誇るべき魅力を積極的に売り込んでいきたい!そして、高知の食と酒と宴をもっともっと広めていきたい!そう思っています。
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平成28年度開講予定(2年毎開催)

第1回開講以来、343名の土佐酒アドバイザーが誕生し、郷土の豊かな食生活と土佐酒文化振興のため各方面で活躍しています。土佐酒の知識はもちろん、きき酒能力の養成向上のため毎回きき酒実習を行い、貴重な香味特性についても実際に香りを学べます。ここでしかできない、大変貴重な内容となっています。ぜひ、みなさんのご参加お待ちしています!

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(15名に達した場合のみ開講となりますので、ご了承くださいませ)

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